ウェブサイトの検索順位を上げるには、SEOを意識して、アクセスを獲得したいキーワードを押さえることが大切だということを頻繁に見聞きすると思います。しかし、ウェブ担当者ならユーザービリティを意識して、直帰率や滞在率なども意識してウェブサイトの運営ができなければいけません。なぜなら、直帰率や滞在率を改善すれば、検索順位が上がるようになるからです。

しかし、なぜ直帰率や滞在率を改善するだけで、検索結果で上位表示できてしまうのでしょうか?本当に、SEO対策の施策としてそれほど効果があるのでしょうか。もしかして、現在、直帰率と滞在率を改善するにあたり、下記のようなことをお考えではないですか?

  • 直帰率と滞在率が検索順位に影響することを始めて知った…。
  • Googleアナリティクスなどのアクセス解析を利用するにあたって、直帰率と滞在率について明確にしておきたい…。
  • どうすれば直帰率と滞在率を改善することができるのか、知りたい…。

もし、上記ついて自分と何かひとつでも思い当たることがある場合は、本記事を最後まで興味を持って読んでいただけると思います。今回は、ウェブサイトの直帰率と滞在率を改善することで検索順位は上がるのかについて具体的に解説していきます。

ウェブサイト運営の基本指標!直帰率と滞在率とは?

ウェブマーケティングを実践するにあたり、ウェブ解析士などの専門資格を持つ方にとって、直帰率と滞在率などの基本指標は、日常的に利用するものかもしれません。しかし、多くの方は、直帰率と滞在率などの指標についてまったく勉強することなくウェブサイトを運営されているでしょう。ここでは、これらの基本指標の意味について基礎から学習していきます。

【IT基礎用語】直帰率の意味を基礎から解説!

そもそも、直帰率の“直帰”には、どのような意味があるのでしょうか。直帰とは、1セッションで1ページしか閲覧しない状態をさします。たびたび、セッションという用語が出てくると思いますので、この概念について明確化しておきたいと思います。とあるユーザーがウェブサイトをブラウザで表示して、離脱するまでの一連の流れのことをセッションと言います。

そのため、Aさんという人間がインターネットエクスプローラーとGoogle Chromeの2種類のブラウザで自社のウェブサイトに2回訪問すると、ユーザー数は1とカウントされ、セッション数は2とカウントされます。たとえ、異なるブラウザでウェブサイトにアクセスしても、セッション数が2とカウントされるのが、概念として覚えておくべき大切なポイントです。

セッションの概念が理解できれば、直帰率の概念についても簡単に理解できます。直帰率とは、あるウェブサイトを訪問したものの1ページ目をブラウザで表示しただけで、他のコンテンツを見ることなく離脱してしまったセッションを直帰といいます。そのため、直帰率とは、直帰した数を全体のセッション数で割った数字をパーセント表記にしたものを指します。

直帰率という指標は、どんな指標なの?

まず、前提条件ですが、直帰するセッションからコンバージョンが発生することは、ほとんどありません。なぜなら、閲覧したページからどのコンテンツページにも巡回することなく離脱するからです。

ユーザーが、なぜ他のページを閲覧することなく離脱してしまうかというと、自分の知りたいことや興味のあることがコンテンツ記事に書かれてあると思っていたにもかかわらず、まったくの見当違いであったり、期待はずれであったりするからです。つまり、直帰率が高いということは、ウェブサイトに掲載しているコンテンツにユーザーが満足しなかったという意味合いがあります。

そのため、直帰率というのは、限りなくゼロに近い数字を目指していかなければいけません。Googleアナリティクスなどのアクセス解析ソフトで解析・分析した結果、直帰率が高いということは、コンテンツに興味を持たれていない可能性が高いので全体的な数字を見ながら改善していくことが求められます。

直帰率が高いからといって判断を誤らない

これまでの説明を見れば、直帰率が高いということは、本質的にコンテンツページがダメなんだと判断してしまったかもしれません。確かに、ウェブ担当者にとっては、直帰率が高いページというのは、改善していく必要があるのですが、だからといって、その考え方がすべてのコンテンツページに共通しているわけではありません。

たとえば、FAQページは、どうしてもコンテンツの性質上、直帰率が高くなってしまいます。なぜなら、FAQを読むことで、検索ユーザーが抱えている悩みが解消されるからです。たった1ページでも、検索ユーザーの抱える悩みが解決できる場合は、ユーザー自体が満足して離脱しているため、直帰率が高いからといって必ずしも悪いことではないということになります。

Googleアナリティクスを利用した直帰率を確認する方法

直帰率という指標について学んだとしても、どうやって調べれば良いか分からないと思います。多くの場合、アクセス解析ソフトはGoogleアナリティクスを利用することになると思いますので、具体的な使い方についてご紹介しておきます。

まだ、Googleアナリティクスを設置していないという方は、解析ソフトを設置することから始めていきましょう。ここでは、すでに設置が完了していると考えて、話を展開していきます。Googleアナリティクスの直帰率レポートを表示する方法ですが、まずは管理画面にログインしてください。管理画面が表示できたら、サイドバーを見てください。

そこに、「行動」という項目があるでしょう。これをクリックすると、「サイトコンテンツ」というものが表示されますので、こちらにアクセスしてきます。「サイトコンテンツ」には、いろいろな項目が表示されるのですが、「すべてのページ」というものがありますので、こちらにアクセスしていきます。

すると、ページビュー数がどのように変化しているか、折れ線グラフになって表示されていると思います。画面下部へとスクロールしてみてください。各ページのURLとそのページの直帰率が掲載された項目があると思います。このページの開き方を覚えておけば、直帰率が高いのか低いのか、ページごとに確認することができます。

【IT基礎用語】滞在率の意味を基礎から解説!

次に、滞在率について考えていきます。そもそも、滞在率の“滞在”とは、どのような意味を持っているのでしょうか。滞在とは、ウェブサイトに訪問したユーザーが対象サイトでアクセスし続けている状態を意味します。解析指標を用いながら説明するのであれば、1セッションによるアクセスが1ページ目で切れることなく継続されていることを表します。

ウェブ担当者の中には、直帰率や滞在率の違いが今ひとつよく分からないという方がいますが、ウェブサイトのアクセスが安定し、解析改善が中心業務になれば、すぐに区別がつくようになります。

特に、難しく考える必要はなく、滞在率とは、アクセスが継続されている割合をパーセントで表記したものだと理解しておいてください。万が一、ウェブ解析士などの解析改善系の資格を取得した場合、仲間内で滞在時間については、頻繁に話題に上がることがあったとしても“滞在率”まで焦点があたることはほとんどありません。

そのため、滞在率よりも滞在時間に興味を持ちましょう!こっちの指標の方が、よっぽど重要です。なぜ、そのようなことが言えるのかというと、Googleアナリティクスには、対象ページの滞在時間が掲載されており、その数字を見ればわざわざ滞在率といった複雑な考察をしなくても、対象ページが問題を抱えているかどうかがすぐに分かるからです。

検索ユーザーと滞在時間の関係性について考えてみよう!

滞在時間という指標について理解するために、検索ユーザーと滞在時間の関係性について落とし込んでみたいと思います。簡単な滞在時間に関する事例を紹介しますので、確認していきましょう。

  • セッション(1) Aページ(滞在時間20秒)
  • セッション(2) Bページ(滞在時間3分)

上記の条件があった場合、Bページの滞在時間は、優れた記録を出すことができているので特に改善する必要はありません。ちなみに、ウェブサイトを改善していくのなら3分以上の滞在時間を目指していくべきです。3分もあれば、検索ユーザー自体も十分にコンテンツを閲覧しているといってよいでしょう。

しかしながら、Aページのように滞在時間が1分以下であれば、コンテンツページを改善していく必要があります。最初から3分という目標は大きすぎるかもしれないので、少しずつレベルアップを図っていきましょう。最初は1分、この数字をクリアできたら2分、3分というように滞在時間を伸ばしていきます。

検索ユーザーがコンテンツページの内容からコンバージョンに至るベストな滞在時間は、5分という見解もあるので可能な限り、SEO対策を実施することで滞在時間を伸ばすことが大切です。

Googleアナリティクスを利用した滞在時間を確認する方法

それでは、Googleアナリティクスを利用して、滞在時間に関するレポートを確認してみましょう。

先ほど同様に、「行動」という項目をクリックしてください、「サイトコンテンツ」というものが表示されますので、先ほどと同様にアクセスします。直帰率の確認でも閲覧した「すべてのページ」で、滞在時間を確認することができます。

「平均ページ滞在時間」というものが、今回説明させていた滞在時間を表します。

Googleアナリティクスの使い方が分からなくても、“直帰率”や“滞在時間”について知りたければ、積極的にインターネットで検索してみましょう。Googleアナリティクスは、アクセス解析ツールとしては導入率ナンバーワンのツールなので、無料で参考になるコンテンツがたくさん掲載されています。どんどん操作方法を覚えて、Googleアナリティクスを使った解析改善ができるようになりましょう。

直帰率を改善すると検索順位は上がるのか

それでは本日のメインテーマでもある直帰率を改善すれば検索順位は、上がるのかについて解説していきます。まず、断言できることですが、直帰率を改善すれば検索順位は上がります。なぜなら、直帰率が改善されているという事実が検索ユーザーにとって好ましい状態であることを意味するからです。そんな優れたウェブサイトが上位表示しない方がおかしいでしょう。

Googleアナリティクスで確認できる直帰率ですが、目安としては、40%前後が良いとされています。この点については50%という方もいるので、40%~50%の直帰率を目指して改善していくと良いでしょう。

直帰率の数字が低ければ、それだけユーザーがウェブサイト内を巡回し始めていることを意味するため、直帰率が高ければ対象ページを確認して問題点を見直す必要があります。しかしながら、直帰率が高くても、何を修正すべきなのか、具体的な改善点が分からないという方も多いでしょう。おおよそですが、“これを解決すれば、直帰率が改善できる”といものがありますので、その原因となる事柄をいくつかピックアップしてご紹介します。

ページタイトルとコンテンツの中身に問題がないか

SEO対策のような話になりますが、ページタイトルとコンテンツの中身というのは、必ず一貫性を持たせてください。たとえば、このページなら“直帰率や離脱率、検索順位”に関することを中心に話を展開しなければいけません。

もし、それとはまったく関係のないコンテンツが掲載されていれば、ユーザーの直帰率が高くなってしまいます。そもそもコンテンツを書く前に、ユーザーがどのような悩みを抱えていて、何を解決していく必要があるのか、そういったことを完璧に想像しながら、ユーザーの興味関心と合致させていかなければいけません。

ウェブ担当者が制作したコンテンツに対して、ユーザーが「このコンテンツすごく詳しいし、面白い!」と思ってもらえると、自然とウェブサイト内を巡回するようになるので、直帰率が下がります。

巡回するための導線が見つからない

対象ページのコンテンツを読み終わったユーザーに対して、「おすすめのコンテンツ」といった導線・誘導コンテンツがなければ、せっかく興味を持ってもらっても直帰率が高くなってしまいます。

この点については、コンテンツページの中段や最後の部分に内部リンクを積極的に貼り巡らすことで直帰率を下げることができます。WordPressなどのCMSを利用してウェブサイトを運用しているのであれば、自動的におすすめコンテンツなどを表示する機能もあるので、無料のものから便利なもの選択してみると良いでしょう。

スマートフォンデバイスでパソコンサイトが表示されていないか

ウェブサイトを開設したものの数年間放置した人にありがちなのか、スマートフォンデバイスで閲覧しているにもかかわらず、パソコンサイトのコンテンツが表示されるという問題です。スマートフォンを使ってインターネット検索をしていると、文字を拡大・縮小しなければ、コンテンツを読みとることができないという経験をされたことがあると思います。

レスポンシブと呼ばれるスマートフォン向けの対応をしていないと、まともにコンテンツを表示することができません。画像も文字も最適化されていないため、そのようなコンテンツが表示されれば高い確率で離脱されてしまいます。特に、スマートフォン向けにコンテンツページが作られているかどうかというのは、検索順位にも大きく影響してくる要素ですので、まだ対応ができていないという方は、早急に対処するようにしましょう。

直帰率を改善するには、どうすれば良いの?

直帰率が上がってしまう原因について説明しましたが、具体的にはどのような改善方法があるのでしょうか。今日から実践できる直帰率の改善方法についてご紹介します。

アクセス数が多く、直帰率が高いページを徹底的にリライトする

コンテンツマーケティングなどによって定期的に記事コンテンツを配信することで数百記事にもおよぶ膨大な記事をすでに公開しているのであれば、どこかのタイミングでリライト作業をしていきましょう。

ウェブサイトの公開日に近いページから更新する必要はありません。これは、ウェブ担当者の中でもありがちな失敗なので、作業前にこれから説明することを頭の片隅にとめておいてください。現時点で、Googleアナリティクスを利用した直帰率を確認する方法が分かっていると思いますので、アクセスが多く直帰率の高いページ順に並べ替えて作業をしていきます。

間違っても公開日から記事をリライトするようなことはやめてください。あまりにも非効率であり、何のためにGoogleアナリティクスを導入しているのか分かりません。せっかく離脱率の確認方法が分かっているのですから、改善効果の高いページからコンテンツを新しく更新して離脱率の改善を図っていきましょう。

ランディングページにつながるCTAバナーを改善する

ウェブサイトを運営している目的は、ランディングページにおけるコンバージョンでしょう。ECサイトを運営しているとありがちなのが、「商品を購入したい方はこちら!」というCTAバナーを表示するというものです。

ちなみに、ウェブ解析では、CTAという表現が幾度となく登場します。CTAとは、Call To Actionのことで、日本語に訳すと「行動喚起」という意味を持っています。マーケティングにおけるCTAとは、ウェブサイトの管理者が訪問者にとってもらいたい行動を誘導するという意味があります。たとえば、ブログページであれば、「このブログの読者になる!」や「ブログを応援するならクリック!」といった文言を見かけると思います。これが、CTAボタンになります。

ECサイトに訪問する検索ユーザーに「商品を絶対に購入したい!」という気持ちがあるのであれば、「商品を購入したい方は、こちら!」というCTAバナーに対して高い反応が得られますが、そこまで購買意識が高くなければ、興味を示さずに離脱してしまいます。

つまり、効果的なCTAバナーが表示できなければ、離脱率を高めてしまう原因となるということです。もし、CTAを意識したボタンを設置しているにもかかわらず、上手く行動を促すことができないというのであれば、「無料サンプルを注文してみる!」や「無料で資料請求をしてみる!」といった文言に変えた方が、CTAのハードルが下がり、離脱率を下げることができます。

そのため、離脱率を下げたいのであれば、次のページへのアクセスのハードルを下げることに注力してください。ボタンに使われているテキストを変更するだけでもユーザーの行動は大きく変わります。

検索ユーザーに対して次の動きが明示できているか

検索ユーザーがページを閲覧した際、次にどのページにアクセスすれば良いのか上手く表示できていなければ、直帰率を上げる原因となってしまい検索順位が上がりません。特に、ウェブマーケティング経験の浅い初心者がやってしまいがちな失敗として、おすすめしたいURLを10個~20個表示してしまうというものです。

確かに、内部リンクをたくさん貼り付けることで、巡回率を上げられるかもしれません。しかしながら、ただ内部リンクを貼るだけでは、検索ユーザーを混乱させることにつながり、最終的に直帰の原因となってしまいます。

この問題を解決したければ、内部リンクをランキング形式にして表示するか、検索ユーザーの意図別に個別のおすすめページを3つほど紹介すると、アピールしたいことを的確に表現できるようになります。ウェブサイトを閲覧した際、“検索ユーザーが次の動きをとるときに、迷いが生じる”と感じるのであれば、コンテンツの表記方法を変えて、効果的に誘導していきましょう。

ヘッダーにインパクトを与える

直帰率を改善したいのであれば、必ずヘッダーにお金をかけてインパクトのあるものにしてください。ウェブ担当者の中には、「ヘッダーにお金をかけるのは、ちょっともったいない気がする。」と考えている方もいるでしょう。

わざわざコンテンツを少しずつ変えるくらいなら、真っ先にヘッダーにインパクトを与えた方が、直帰率は下がります。ちょっと想像してみてください。あなたがスマートフォンを手に取って、とあるウェブサイトを訪問しました。

ヘッダー部分に使われている素材は、無料画像です。いかにも無料画像のようなヘッダーを見て“適当なサイトだな。きっと情報の質も薄いだろ。”と思った経験はないでしょうか?この時点で、多少記事コンテンツをリライトしたとしても、それほどイメージは変わりません。それだったら、最初からプロのデザイナーにヘッダーの制作を依頼して作ってもらった方が、引きのあるインパクトの高いヘッダーによって、アクセスした瞬間から検索ユーザーの期待値を上げることができます。

魅力的なヘッダーに有益なコンテンツが組み合わされば、直帰率を下げることは、たやすいことでしょう。実際に、ヘッダー作成も安いもので数千円前後でしょう。高いものでも1万円前後ではないでしょうか。それくらいは、ウェブサイトの先行投資として、全然ありだと思います。

滞在時間を改善すると検索順位は上がるのか

一方で、滞在時間を伸ばすことで、検索結果で上位表示できます。滞在時間というのは、サイトの状態というのを非常に評価しやすい指標だと思います。どんな人でも居心地の良い場所には、長く続けてしまうものです。これは、ウェブサイトでも同じことです。どうすれば、滞在時間を伸ばすことができるのか具体的な方法をいくつかご紹介します。

コンテンツの文字数を5000文字から10000文字に増やす!

コンテンツ制作経験が浅いと2000文字の記事を書くのに数時間かかるかもしれません。しかしながら、滞在時間を伸ばしたいのなら、もっと文字量を増やしましょう。今まで、ウェブコンテンツ制作に膨大な時間と労力をかけてきましたが、個人的な見解となりますが、5000文字から10000文字のウェブコンテンツは、明らかに上位表示しやすいです。

“コンテンツ制作者の間でも、なぜ5000文字から10000文字”の記事が上位表示しやすいのか話題になることがあります。憶測となりますが、文字量が多くれば、その分、掲載される情報量が増えるため、あらゆる情報が1ページ内に網羅されることで検索結果に好まれ検索順位が上がるというのが有力な説とされています。

最近は、文字量の多いページをクローラーが好むため、いろんな情報を網羅してあげることで検索順位を上げることができます。

動画を積極的に利用する

ウェブサイトの滞在時間を伸ばしたいなら、動画を積極的に利用していきましょう。コンテンツ記事の中断あたりに動画を設置していると非常に検索ユーザーに対してインパクトを与えることができると同時に、動画を閲覧してもらうことで必然的に滞在時間が伸びていきます。
動画を埋め込むって難しいことのように感じますが、YouTubeの動画には、埋め込みコードがあるので、そのコードを貼り付ければWordPressでも簡単に動画を掲載することができます。

人気記事ランキングを掲載して、滞在時間を伸ばそう!

人気記事ランキングをウェブサイト上に表示すると、滞在時間を伸ばすことができます。ウェブサイトの中でも特に読まれている記事というのは、ユーザーにとっても非常に需要があります。

Googleアナリティクスの解析ソフトを見ながら、人気記事を探しても良いのですが、WordPressのプラグインを利用すれば、人気記事をランキングで表示できるものもあるので、積極的に活用していくことをおすすめします。

ランキングを掲載するときは、トップ5位または、10位までのランキングにしておきましょう。それ以上掲載したとしても、逆にユーザーを惑わせる原因となってしまいます。

Googleのカスタム検索ボックスを設置しよう!

コンテンツが数百ページにおよぶと、検索ユーザーもどこにどんなページがあるのかまったく分からなくなってしまいます。「こんなページが見たいな。」と思っても、上手く検索する機能がなければ、すぐに見つけ出すことができません。

それを可能にするのが、Googleのカスタム検索ボックスです。この検索ボックスですが意外に設置していない方が多いので、すぐに導入してください。無料で設置できます。Googleのカスタム検索ボックスを設置すると、ウェブサイト内のサイト内検索ができるようになります。

これにより、検索ユーザーは目的とするページを見つけ出しやすくなるため、滞在時間を伸ばすことができます。SEO対策的にも非常に有効な施策と考えられているため、積極的に導入していきましょう。

直帰率と滞在率を改善すると検索順位は上がるのかのまとめ

直帰率や滞在率を意識して、ユーザーの滞在時間を伸ばすことに成功すれば、検索順位が上がることは間違いありません。なぜなら、ユーザービリティ(ウェブサイトの使い勝手)が上がり、ユーザーエクスペリエンス(ウェブサイトで得られる体験の質)が向上することは間違いないからです。

また、ウェブサイトの解析改善をしていくためには、Googleアナリティクスが利用できるようになる必要があるため、積極的に利用していきましょう。今回説明させていただいた直帰率を調べ方ですが、あの方法をマスターするだけでも、多種多様な情報を取得できるようになるため、ぜひ実践してみてください。