現在、インターネット上には、さまざまなテキスト情報が個人的な情報発信によってあることないこと書かれています。特に、ウェブサイトやTwitter、Facebook、Instagramなどのありとあらゆるネット媒体で、事実とは異なるさまざまな情報が掲載されてしまっています。

悪口や名誉毀損、誹謗中傷など、根拠も裏付けもなく、適当なことを書かれた本人からすれば、たまったものではないでしょう。自分の名前で検索すれば、自分に向けられた悪口が一覧で表示されるのですから、ただの迷惑でしかありません。もしかして、悪口や誹謗中傷などを検索エンジンから消すために、下記のようなことをお考えではないですか?

  • 自分の悪口がインターネット上に書かれているのは、非常に気分が悪いため消し去りたい・・・。
  • 逆SEOをやりたいけれど、どのように実践すれば良いかわからない・・・。
  • 逆SEOを習得して、なんとか自社のビジネスを守っていきたい・・・。

もし、上記ついて自分と何かひとつでも思い当たることがある場合は、本記事を最後まで興味を持って読んでいただけると思います。今回は、逆SEOとは、一体どのようなものなのか、どのように逆SEOを実践するのかについて、解説していきます。

逆SEOとは?意味や定義を解説

SEO対策といえば、検索エンジンに最適化させるための対策であることをご存知だと思います。しかし、逆SEOとは、一体なんなのでしょうか?逆SEOとは、通常のSEO対策とはまったく逆のことをしていきます。検索エンジンで上位を獲得するのではなくて、逆に検索順位を下げることを意味しています。

ある特定のウェブサイトの検索エンジンの順位を下げたければ、逆SEOを行って、検索エンジンをコントロールしていくことが大切です。

なぜ、逆SEOによって検索順位を意図的に引き下げるの?

検索エンジンへの対策は、すべて上位を獲得するためにあると考えていた方によって、逆SEOの概念は、想像できないのではないでしょうか。しかしながら、なぜ逆SEOを実践するのでしょうか?

時間やコストをかけて、なぜ逆SEOを実践するのかというと、インターネット上に書かれている風評被害を、これ以上広げないようにするためです。特に、インターネット上の2ちゃんねるなどのウェブサイトには、まったく根拠のないことが、大量に書かれています。

たとえ事実に基づく情報でなかったとしても、掲載されている本人からすれば、大きな問題です。これらの情報を人の目に触れないように、対象ウェブサイトの検索順位を逆SEOによって下げていきます。これが、逆SEOによって検索順位を意図的に引き下げる明確な目的です。

逆SEOは、有効な対策方法なのか

本来ならば、本人に向けられた誹謗中傷や悪口などが掲載されているウェブサイトを完全に削除できたらよいのですが、そう簡単には情報は削除できません。削除できないからといって、何も対策を打たなくても良いというわけではありません。

そのままでは、ありもしない誹謗中傷や悪口がインターネット上に掲載され続けてしまいます。このような悪口が消せない状況で役立つのが、逆SEOによる手法です。逆SEOなら相手に頼まなくても、自らの意思で検索エンジンのランキング要素に対して、意図的な影響力を与えられるため非常に有効とされています。

お金をかけるなら、逆SEOで何ページ目まで下げるべき?

インターネット上で“逆SEO”と検索すると、悪口や誹謗中傷などを消しさる専門業者が表れます。実際に、このような業者に仕事を依頼する場合、どの程度の順位まで下げてもらえるなら、仕事を依頼するべきなのでしょうか?

一般的にウェブサイトのアクセスは、検索結果の1ページ目に表示されているものにしか、アクセスのほとんどは集まりません。そのため、2ページ目に検索結果にランキングを下げてもらえるだけでも、大きな効果が期待できます。しかしながら、お金を払って逆SEOを依頼するのであれば、少しものたりないのではないでしょうか。

お金を払う以上は、検索結果の3ページ目よりも以降に表示してもらえるように仕事をお願いするべきです。たとえ、企業の悪口や風評被害につながるような事が書かれてあったとしても、3ページ目まで行けば、ほとんど閲覧されることはないでしょう。

逆SEOは、どんなときに使用するの?

逆SEOですが、どのような時に使用すれば効果的なのでしょうか。逆SEOが有効となる状況は、いくつか存在しますので一緒に確認していきましょう。

法人企業に対する誹謗中傷が書かれている

残念ながら、世の中には悪質な悪口をインターネット上に記載してしまうクレーマーのような人たちが存在します。これは、どのようなビジネスを展開していても一定数は存在するとされています。

特に理由はなく、事実とは異なることを、インターネット上に記載されてしまったら、企業イメージを著しく低下させることにつながり、本来なら決まっていたビジネスを失注してしまう可能性があります。最悪の場合、企業が存続できなくなってしまう可能性もあります。

そのような状況で、逆SEOを実践すれば、悪口や誹謗中傷につながるようなコンテンツを圏外に飛ばせると同時に、周囲の人たちからネガティブな情報を遠ざけることができます。

キーワードの予測変換でネガティブな情報が表示される

検索エンジンを利用していると、検索窓にキーワードを入力した際、たくさんの予測変換が表示されることはないでしょうか?もし、ここに悪口などは表示されていた場合、企業としての信頼を失ってしまう可能性があります。たとえば、下記のような状況なら逆SEOによってすぐに改善するべきです。

  • 企業名+詐欺
  • 企業名+ブラック企業
  • 企業名+人物名+詐欺
  • 企業名+被害者
  • 企業名+嘘

企業名を検索した際に、詐欺などのキーワードが表示されるようであれば、お客さまもお問い合わせをしたいとは思わないでしょう。検索ユーザーが頻繁に入力するキーワードを対象として、検索窓に表示する仕組みになっているのですが、この仕組みが企業への風評被害を起こすことにつながってしまうこともあります。

万が一、Googleの予測変換によってネガティブなキーワードが表示される場合は、逆SEOを実践することでネガティブなキーワードが表示されないように予測変換をコントロールできます。

冤罪によって掲載された事実とは異なる情報

世の中には、トレンドアフィリエイターと呼ばれるトレンド情報を追いかける広告運用者がいます。そのような広告運用者は、ネガティブな情報でも、儲かるとなれば事実のようにウェブサイトに書いてしまう傾向にあります。

すべてのトレンドアフィリエイターが、そのような広告運営を行っているわけではありませんが、事実、他人の不倫情報や離婚情報、不祥事をベースに収益を上げているトレンドアフィリエイターは存在します。

万が一、それが冤罪であったとしても、膨大なアクセスが集まり収益が上がっているのであれば、なかなか取り下げることをしないでしょう。まるで、犯罪者であるかのように書かれてしまったら、日常生活に支障をきたしてしまうかもしれません。

冤罪によって風評被害につながる前に、逆SEOを利用してしっかりと対策をとっていく必要があります。

逆SEOって、どうやるの?やり方を教えて!

これから自社に向けて書かれた悪口や風評被害につながるような文言を逆SEOによって、検索順位を下げていきたいと考えているのなら、しっかりと対策をとることを考えていきましょう。

検索上位に自社への優良コンテンツが常に上位表示するようになれば、事実と異なるような悪口が書かれたとしても風評被害は起きづらくなります。現在、悪口や風評被害に困っている方は、今すぐに対策をとっていきましょう。

社長ブログを更新する

逆SEO実践する場合は、しっかりと問題の所在を見極めなければいけません。たとえば、経営者の名前に対して悪口が書かれているのであれば、社長ブログを立ち上げて更新する方法が非常に有効です。

それなりにボリュームのあるコンテンツを書き、社長の名前で検索すると常に、社長ブログの記事が上位表示するようになれば、悪口や風評被害につながるようなコンテンツは上位表示しないでしょう。

社長本人が1日1時間でも構わないため、ブログを更新する時間にあてることで、企業の認知度の向上にもつながるため、実践しておいて損はありません。業者に依頼しなくても有効な方法なので、まずは、文章を書き更新することから始めていきましょう。

社員インタビューを更新する

もし、法人名に対して悪口が書かれているのであれば、社員インタビューを行って、検索上位を獲得していきましょう。これなら、社員の数だけ記事が更新できるため、検索エンジン上でもコンテンツが上位表示しやすいです。

インタビュー内容は、事前にテンプレート化していれば、繰り返し使い回すことができるため、インタビュー対象者を変えるだけで常にオリジナル記事を作成することができます。

インタビュー記事は、企業内でどのような人物が働いているのかをアピールすることにもつながるため、企業イメージの向上にも必ず貢献します。一人ずつ丁寧にインタビューを行い記事を公開していけば、ネガティブなキーワードが入った記事のランキングが下降していくでしょう。

TwitterやFacebookなどのSNSを更新する

検索結果で上位表示するのは、ウェブサイトのコンテンツだけではありません。TwitterやFacebookなどのSNSなどのコンテンツを、更新すれば上位表示を獲得することができます。

意図的に社名をツイートし、積極的に時事的なことを発信し続ければ、ネガティブなことが書かれた記事のランキングが下降していきます。SNSを利用して逆SEOを実践するのであれば、SNSを積極的に更新することを意識してください。

更新した回数やフォロワーの数、アカウントの影響力に応じて、上位表示できる率が変わってきます。

バックリンクを利用して検索上位を獲得する

バックリンクとは、被リンクのことです。外部に存在するサイトを自社のウェブサイトにひもづけることを意味しています。被リンクの数が多ければ多いほど、多くのサイトから評価されていることを表すため、検索結果をコントロールする方をとして有効とされています。

このバックリンクによる効果を利用すれば、逆SEOを実践することができます。特定のキーワードでネガティブな記事が上位表示しているのであれば、バックリンクを利用することで、検索結果であげたい記事を上位表示させ、ネガディブな記事のランキングを下げることができます。

しかしながら、どんな被リンクでもよいというわけではなく、質の高い被リンクである必要があるため、対象のウェブサイトとの関連性を意識しながら、バックリンクをあてていく必要があります。

内部の構造を変更する

現在、運営しているウェブサイトは、GoogleのSEOの指針にかなったものでしょうか。もし、SEO的に最適化されていないのであれば、内部構造を根本から見直すことで検索エンジンから高い評価が得られる可能性があります。

これにより悪口や風評被害などが書かれた記事コンテンツよりも上位表示できれば、逆SEOを実践したことになります。数年前に運営しているウェブサイトでも、年々Googleの指針に大きな変更があるため、ウェブ制作会社などに内部構造の修正を依頼して変更していきましょう。

他のウェブサイトに記事コンテンツを掲載してもらう

もし、検索エンジンで有力なメディアがあるのであれば、そのメディアに記事コンテンツが掲載できないか交渉してみましょう。その際、タイトル部分に社名を出すなどの交渉は、すべて事前に終わらせておきましょう。

この場合、逆SEOを実践するための寄稿となるため、お金をもらう必要はありません。無料で掲載させてもらえないかと交渉して、社内検索された際に、ネガティブな記事が上位表示しないように対策を行っていきましょう。

該当キーワードに関するコンテンツを量産し、相対的に順位を下げる

検索エンジンのGoogleは、質の高い記事を検索結果で上位表示します。そのため、特定のネガティブキーワードで上位表示しているのであれば、そのような事実はないことを、わかりやすく説明した記事を量産し、公開することが大切です。

言い換えれば、なぜそのようなネガティブな事実が公開されているのか、その裏側を暴露するような記事でも構いません。そういった記事は、検索ユーザーの興味性に訴求できるため、企業の信頼を回復することができます。

Googleに対して、不適切なコンテンツだと報告する

Googleでは、悪口や風評被害につながるようなコンテンツは、一切許容していません。万が一、自社にとって不利益につながるようなコンテンツが見つかった場合は公式サイトから規約に違反するサイトとしてしっかりと報告しましょう。

他にも、自社のコンテンツが丸々コピーされており、まるで自分で作成したかのような体裁がとられている場合は、連絡先情報と著作権対象物、宣誓供述書などに正しい情報を入力して申請を済ませましょう。あなたの意見が正しければ、検索結果から削除してくれます。

コピーページを量産し、大量の被リンクを送ることで検索順位を下げる

Googleが事実と異なるコンテンツを上位表示させているのであれば、Google自身が事実とは異なる媒体を消し去るべきです。しかしながら、自分自身の思い通りに記事コンテンツが消されるわけではありません。そのような場合は、ビジネスに大きな影響が出る前に、それなりの対処していく必要があります。

コピーページを量産し、大量の被リンクを送ることは、本来であれば、ペナルティが与えられるような行為です。しかし、膨大な風評被害が発生し、事実と異なるような情報からビジネスが破綻してしまったらもともこもありません。

そうならないように、事実と異なるコンテンツを掲載するウェブサイトに対して、大量の被リンクを送っていきましょう。これにより、相手にペナルティが与えられ、検索エンジンの順位を下げられます。

ライバルサイトに対して、良質な被リンクを適切に送る

もし、ネガティブなことが書かれた記事の中に、他社が書いたコンテンツで上位表示しているものがあるのならば、他社の優良コンテンツに良質な被リンクを送りましょう。他社のウェブサイトに、被リンクを送ることでどのようなメリットがあるのかというと、この逆SEOを実践すれば、他社のコンテンツがネガティブなことが書かれたコンテンツよりも上位表示するからです。

自社のウェブサイトにそれほどドメインパワーがないときは、積極的に他社のコンテンツを応援することで、ネガティブな記事コンテンツのランキングを下げていきましょう。これにより大きな風評被害につながることを防げます。

逆SEOのメリット・デメリットとは?

インターネット上に書かれた悪口や風評被害につながるようなネガティブな情報を放置していると、企業として大きな不利益につながってしまう可能性があります。実際に、逆SEOを利用すれば、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。それでは、逆SEOのメリットとデメリットについて解説していきます。

逆SEOのメリットは、コレ!

まずは、SEOのメリットについて確認していきます。逆SEOを実践すれば、ネガティブな情報が書かれたウェブサイトのランキングを下げることができます。これにより、誤った情報を見て事実と異なる情報を広がることを防ぐことができます。

相手のウェブサイトの検索順位を下げることができれば、閲覧される機会が大きく減少し、被害が拡大しづらい状態を作り上げることができます。そのため、削除依頼できない状況で、非常に大きなメリットがあるといえます。

こちらがどれだけ権利が侵害されていると主張したとしても、なかなか認めてもらえないケースもあるため、検索順位を強制的に下げることで対処できるというのは逆SEOの大きなメリットだといえるでしょう。

逆SEOのデメリットは、コレ!

一方で、逆SEOには、どのようなデメリットがあるのでしょうか?逆SEOには、Googleがペナルティを与えるような方法がたくさんあります。実際にGoogleは、コピーコンテンツなどを量産するような行為を禁止しており、重複コンテンツとみなされる場合は、ペナルティを与えると明言しています。

そのようなGoogleが禁止する行為をしなければならないのが大きなデメリットだといえるでしょう。しかし、これは法人組織を守るために実践しなければいけないことです。ここでしっかりと理解しなければいけないのは、“他人に迷惑をかける逆SEO”と“悪口や悪質な風評被害から会社を守るための逆SEO”では、やっていることが根本的に違うということです。

実践内容によっては自社が逆SEOによる不利益を受けることもあるため注意が必要です。また、逆SEOによって、ネガティブなコンテンツの検索順位を下げることができたとしても消滅させられるわけではないため、検索エンジンにネガティブな情報が残り続けてしまいます。深く探られてしまうと、最終的に見つかってしまうというのが大きなデメリットだといえるでしょう。

逆SEOではなく削除依頼をするメリット・デメリット

逆SEOに興味を持った方であれば、ネガディブなコンテンツか書かれたウェブサイトのコンテンツを削除する“削除依頼”にも興味を持たれたのではないでしょうか?先ほどは、逆SEOのメリットとデメリットについて解説しました。

次に、逆SEOと対比するために削除依頼を行うメリットとデメリットについて、考えていきます。逆SEOと違って削除依頼には、どのような違いがあるのかご説明します。

削除依頼のメメリットは、コレ!

逆SEOと削除依頼の最大の違いは、完全にネガティブな記事が削除されることです。逆SEOでは、完全に記事を削除することはできません。そのため、検索ユーザーが深く潜り込めば、悪口や風評被害につながる記事が見つかってしまいます。

一方で削除依頼なら、完全にネガティブなことが書かれた記事が抹消されるため、どれだけ検索ユーザーが探したとしても見つかりません。また、Googleを逆手に取ったような行為をする必要がないためペナルティを与えられることがありません。削除依頼をすれば、再び掲載されることを防げるため、ネガティブや記事が書かれることを抑止する効果もあります。

削除依頼のデメリットは、コレ!

一方で、削除依頼を行えばどのようなデメリットがあるのでしょうか。削除依頼は、逆SEOのように再現性の高い手段ではありません。自分の意思で悪口や風評被害につながるような記事コンテンツを抹消できれば良いのですが、相手のウェブサイトの管理人やGoogleの裁量によるところが大きいため、必ず記事を削除できるというわけではありません。

たとえ、悪口や風評被害につながるネガティブなことが書かれていたとしても、権利関係を明確にできなければ、Googleは、削除してくれません。裁判所に申し立てることで削除依頼を行うこともできますが、その際、利害関係が明確ではないと判断されてしまった場合は、削除命令が出ません。

その結果、ネガティブな記事コンテンツは、インターネット上に残り続けることになってしまいます。このような交渉を長期間行うことによって、逆に、風評被害を大きくなってしまう可能性もあるため、削除依頼にデメリットがあることも知っておきましょう。

風評被害対策会社に逆SEOを依頼する際の注意点とは?

世の中には、ネガティブな記事コンテンツへ逆SEOを行ってくれる風評被害対策を専門とする会社があります。風評被害対策会社は、インターネット上の口コミサイトやウェブサイト、TwitterやFacebookなどのSNSに掲載されたネガティブな情報を逆SEOによって、多くの人の目に映らないように対策してくれます。

実際に、風評被害対策会社に仕事を依頼する場合は、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。ここでは、風評被害対策会社に逆SEOを依頼する際の注意点について解説していきます。

プライバシーが守られない会社には依頼しない

風評被害対策を行ってくれる会社の中には、プライバシーが守られないような会社も存在します。

  • ○○会社の逆SEOを担当しました!
  • ○○会社の風評被害を消し去ることに成功しました!
  • ○○会社で行った逆SEOの手法は、このようなものです。
  • ○○会社は、風評被害でこのような悩みを抱えていました!

このように社名と逆SEOを依頼した事実がインターネット上に実績として掲載されることで、逆に大きな被害につながってしまうことがあります。必ず、風評被害対策会社を利用する場合は、実践した逆SEOの内容を周囲に話さないことを約束してもらいましょう。

特に、実績として公開された際に、その事実がばれてしまうことが多いため、実績公開しないことを約束してもらいましょう。風評被害対策の依頼前にプライバシーが守られるか事前にチェックしておけば、このようなトラブルは未然に防げるため注意深く会社を見極めていきましょう。

逆SEOの内容を話さない会社には、依頼しない

風評被害対策会社というのは、ほとんどの場合、逆SEOを利用して風評被害が拡大しないように仕事にあたります。もちろん、Googleがペナルティを与えるような行為もする可能性もあります。この点については、Googleが対策してくれないため、こちらもそのような手段に出るしか方法がありません。

しかしながら、Googleがペナルティとされることを実践するのであれば、どのようなことを行おうとしているのか事前に説明しなければいけないでしょう。もしかすると、依頼企業がペナルティを受けてしまう可能性があるため、そういったことをうやむやにするような会社には、仕事を依頼すべきではないでしょう。

どのようなことを行おうとしているのか、どのようなペナルティを受ける可能性があるのか、その内容を明確にしてもらってから見積もりをもらうようにしてください。

別途料金を請求してくる可能性がある会社

最初は、安い見積もり金額を提示しておきながら、あとで高額な追加料金をしてくる会社が存在します。「風評被害対策をしてほしかったら、追加料金を払ってください!」というようなことを発言する業者には絶対に依頼してはいけません。その際、依頼前に追加料金が発生しないか必ず確認しておきましょう。

もし別途料金が発生するような状況であれば、どのタイミングで料金が発生するのか明確に質問しておきましょう。事実確認を明確にしておけば、あとで追加料金が請求されたとしても、拒否することができます。逆SEOを風評被害対策会社に代行依頼するのであれば、弱みにつけ込まれないように、こちらも専門知識のあるものとしてしっかりと対策をしておくことが大切です。

逆SEOとは?検索順位を意図的に引き下げる理由とやり方のまとめ

今回は、逆SEOとは、一体どのようなものなのか、逆SEOを実践する目的や具体的なやり方について解説しましたが、いかがだったでしょうか。

逆SEOは、会社を守るためにする行為です。Googleの検索エンジンも完璧ではありません。事実と異なるような情報が表示された場合はすぐに削除されれば良いのですが、それほど高機能ではありません。

悪口や悪質な風評被害が世の中に広がってしまう前に、逆SEOによる対策を行うことで、会社で働く社員や企業利益を守ることにつながります。業者に依頼することもできますが自社でウェブサイトを定期的に更新していくことで、逆SEOを実践できるため、問題が発生している場合は、早急に対策を行っていきましょう。